08.マノ・ア・マノブツブツ

生でラジオで、マノ・ア・マノ

090423001 実は先日、妻が営む子供家具と木のおもちゃの店【マノ・ア・マノ】が、FM三重の生放送で紹介された。あぁ、今はラジオ・キューブか・・・。

 朝の番組【キューブ・カフェ】の中の【子そだて応援・ママレポート】というコーナー。レポーターの田上さんが、ご自身でこのお店を探し、お店の内容や考え方を気に入って取材してくださったとの事。

 田上さん、小さなお子さんを持つ女性ですが、たった一人で写真のような機材を持ち歩き、三重県北勢部を開拓(取材)しておられる。すごいね。

 ハキハキした女性だったが、決して、事務的に日々の取材ネタを探し廻っているようなところはなく、自分の仕事に信念を持ち、楽しんでいるんだなと思った。

 妻の仕事にもすごいなと思わされる。3月にはケーブルテレビの取材も受けているし、どちらの取材も、こちらから営業広告でお願いした訳でなく、自然と流れた風聞により実った取材だ。開店5ヶ月で、子育てをしながらこれだけの事が出来ている。

 出来ることを誠実に一つ一つ積み重ねていく。信念を持ち、楽しんで行動する。結果は必ず訪れるのであ~る!

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俺の湯たんぽ と 大盛況のわくわくフェスタ!

 タイトルの2つの言葉には、全く関連性はない。ただ書きたかっただけ。

090206002_2 湯たんぽ が流行っている。ジャスコなんかに行くと、オレンジ色の耐熱プラスチックの湯たんぽが、びっしりと並んでいる。一つ1000円くらいか。確かに不況で少しでも光熱費を抑えたいという家計が湯たんぽブームを後押ししているんだろうが、それだけでもないかもしれない。だって、これは暖かいもん!

 我が家でも数年前から湯たんぽ生活を送っている。でもウチでは、布団の中では使わない。薪ストーブさんのおかげで、寝室(子ども部屋)も十分に暖かいのだ。だいたい3人の子供達は、冬だというのにいつも布団をひっ散らかして寝ている。暑いらしい。子供には冬も夏も関係ないんだな。そんな奴らの布団の中に毎日もぐり込んで寝るから、親達もとっても暖かい。とても合理的だ。

090206003_2 湯たんぽ は仕事で使う。朝、子供達を送り出して仕事の準備。まず一番に、朝から洗濯物で埋め尽くされている薪ストーブの上で、やかんにグツグツと沸き立っているお湯を【マイ湯たんぽ】に移す。そしてその【マイ湯たんぽ】は、仕事机の足元に設置された発泡スチロールの中に入れられ、上から小さな毛布が掛けられる。

 もちろん仕事中は、両足をこの中に。膝に毛布を掛ければ、暖房器具なんかいらない。いらないどころか、足の裏に汗まで掻いている。まだ家族から「足、臭い!」という苦情は来ていないが、そろそろ来るかもしれない。それほど暖かい。

090206004_2 さて、【湯たんぽ】は本当にエコで経済的か?という論議は、いつも繰り返されている・・・とネットに書かれている。まぁ、普通に考えたら 経済的だわな。ストーブの上で沸き上がっているお湯を利用するなら、数リットルの水代(お湯代)だけだし、使い終わったその水だって、なんにでも再利用できる。エコだわなぁ。手先や足先、首元などを温めると、人間ケッコウ気温の低さに耐えられるもんで、これで暖房器具を使う時間が少しでも短くできると、なんとなく一人でニマッ!としてしまう!なんかセコイか・・・?!

 お湯で温めるという考えは、温水式の床暖房か、電気式の床暖房かという話にも繋がる。電力会社の人に怒られそうだが、やっぱり電気式は、温まるのは早いものの冷めるのも早く、熱の伝達が直接的で気持ちの良い温かさだとは言いにくい。一方温水式は輻射熱式で、ほわっと!温まるように思う。難しい理屈は言わないとして、電気エアコンをやめて薪ストーブの暖房に変えたら、温かさの種類が違う!って感じた経験の持ち主として言いたい。各家庭の状況により薪ストーブを設置するのは無理にしても、床暖房をするなら、やはり温水式を勧めたい。

090206005_2 いきなり話が飛んで、大盛況だった【子育てわくわくフェスタ!】。2日間で3万人以上の人が来場したっていうから、ともんでもないイベントに参加してしまった。といっても、我が【マノ・ア・マノ】のブースを取り仕切ったのは、店主の妻と二人の手作り作家の女性たち。私は子供のお守りをしていたにすぎないのだが・・・。(でも広くてイベント満載で、疲れたな!子守だって、大変なんですよ・・・!)

090206007_3 昨年まで 津 で行われていたが、今年から 四日市のドーム に移った事で、会場がグッと広くなり、ちょうど子育て家族が多い訳だから、小さな子供やベービーカーが移動しやすかったりして、超大好評!早朝まで降りつづいた雨がウソのように晴れ上がり、最高の雰囲気で盛り上がった。これもイベント関係者さん達の、すばらしい気持ちが通じたからかな!

090206006_2 マノ・ア・マノの小さなブースも、2日間一瞬もお客様の子ども達がいない時間がなく、大勢の人たちに来てもらうことができた。この街のホントに大勢の子供達が、木のおもちゃ や 手仕事のグッズ で楽しんでもらえた事が、とても嬉しい。売れるとか売れないとかじゃなくて、自分達が提案したものが、たくさんの人の笑顔となってダイレクトに返ってくるってのが良い。なんか、お利口さんの意見のようだが、こんな気持ちは初めて味わったに近い。快感!だな。

 まぁ、偉そうな事言ったけど、マノ・ア・マノのブースで働いたのは3人の女性たち。御苦労さまでした。3人の前向きな 心、気持ち で、大成功が出来たんだと思います。

090206001_3 そして一昨日のお疲れ様のお茶会で、私の分までシュークリームを買っていただいて、スイマセンでした。次はおごります・・・・・!(気のきかないダメオヤジだな!)

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イベント情報!わくわくフェスタ

090116001 今月末、四日市ドームでイベントあり!その名も、子育て応援!【わくわくフェスタ】!!

 1月31日(土)、2月1日(日)と2日間。入場無料!場所は、四日市ドーム!

 この街に来て6年になるが、実はこんなイベントがあるとは知らなかった。小さな子供を持つ家庭には、ピッタリの暇つぶしイベントではないか。パンフレットを見てみると、なんかいろんな体験教室やステージイベントがあり、出展ブースも100近くある。えらく大きな盛り上がりのイベントだ。入場無料のイベントなのに、子供服や絵本などのプレゼントがもらえるらしい。これもお得だ!

 なんて言いながら、実は、我がアグラ設計室の同居人【マノ・ア・マノ】も出店する。お店からいろんな木のおもちゃや子供家具を持ち出し、さらに新しいグッズをたくさん作り、小さな子供もその親も思いっきり楽しめるブースを作るべく、日夜、作家さんと店主の妻が頑張っている。ついでに作家さんの家族まで頑張っている。私は横で、「頑張れよ~!」と応援している。なかなか面白い事ができそうですよ!!

090116002 ところで、主催側で尽力しているFM四日市のHさん。声を掛けてくださってありがとう。あなたは、四日市のために本当に頑張っているね。こんなすごい事も出来るなんて、感動です。

 昨年も大成功だったと聞きます。皆さん、是非遊びに来てください。いい週末になりますよ。

三重次世代育成応援ネットワーク; http://www.jisedai.pref.mie.jp/

マノ・ア・マノ; http://homepage3.nifty.com/manoamano/

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一週間が過ぎて

 妻のお店【マノ・ア・マノ】がオープンして、一週間が経った。

081124003  今まで設計事務所の打ち合わせ室として使われていたところが、突然お店になった。事務所といっても、クライアントがひっきりなしに出入りするような事務所ではないので、こうやって毎日いろんな方が来られるというのは、まだちょっと緊張する。店主は妻なので私が対応するのではないのだけど、続き間で仕事をしているため、来客の度になんかちょっとドギマギしている自分がいる。

 しかし妻は私の心配をよそに、実に流暢に対応している。女性はすごい。まるで何年もここで商売をしているようだ。尊敬する。

 「お客様は神様です」とは良く言ったものだ。注文をもらったり、問い合わせをもらったりするだけでも私は一喜一憂してしまっている。興味を持ってもらって店まで来てくれただけでも、こんなにありがたいと思うものなのか・・・。ホントに神様に見える!

081124002  ということは、自分が誰かのお店に行く時も、店側は同じように思っているのだ、きっと・・・。興味があったら、まずはお店に立ち寄ってみる。それだけでも、お店としては幸せなのだ、たぶん・・・!

 それでいいものが見つかって、こちらも幸せになって、店も幸せになれるなら、こんな良い事はない。

 妻に負けてはいられない。建築家として新しい動きをしたいと考えている。初心に戻って、クライアントをホントに幸せにすることを第一に考えねば・・・。

 そして早く打ち合わせ室を取り戻さなければ!・・・ではなくて、私もまたお客様が立ち寄りやすい事務所を作り直さねば!と思う。

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本日開店! マノ・ア・マノ

 妻がお店を出した。今日が開店日。念願のお店。

とっても素敵なお店が出来ました。

081117002_2  お店の名前は、【マノ・ア・マノ】。スペイン語で【手から手へ】という意味。手作り・手仕事にこだわった木のおもちゃ・子供家具や、手作りちくちく小物、こだわり雑貨のお店です。

 彼女は、もともと家具の専門家だ。スペインで家具作りを修行し、帰国後スペイン家具の輸入エイジェントをやっていた。そんな彼女がこの数年、結婚・出産・子育てと続き、なかなか大好きな家具を扱う仕事が出来なかった。

081117005_2081117004_3 しかし、その時間の中で、本当に大切なもの、本当に素敵なもの、本当に価値あるものが、彼女の中に芽生えた。

作る人と、送る人と、使う人。081117006_5081117003_5そんな人たちの温かな心。それこそ、最も大切なものだ。彼女は家具を媒体にして、人の温かな心を、手から手へ伝えるお手伝いをする仕事を見つけた。

 マノ・ア・マノで、おもちゃや家具に使用する木は、土佐で採れる四万十ヒノキや、サクラ・ケヤキ・トチ・ブナなどの広葉樹が主。彼女は、海外から家具を輸入することに少なからず疑問があった。遠くからの輸送のために原油などのエネルギーをたくさん使っていいのか。日本人が、日本の環境・気候の中で使うべきものなのか。安全で、安価で、安心なものが、日本の中にこそたくさんあるじゃないか。

081117008_3081117001_3 私も本当にそう思う。建築でも同じだ。その土地、その場所には、固有の素晴らしい条件がある。風土やそこでとれる木や土などの材料だってその土地固有の素晴らしい条件だし、景色や周りの環境、風や光、音や匂いもまた大切な条件だ。もちろんそれらを使うことが常に安価だとは言えないが、少なくとも安心はある。またそれを使うことに意味があり、そこに心の豊かさまで生まれる。どこにでも建てられるカタログから選んだ家・・・なんてありえないと思う。

081117009_4  今日は、たくさんの人が来てくださった。小さな小さなお店が、一日中大にぎわい!妻のまっすぐな気持ちとそれまでの努力が、多くの人に伝わったんだと思う。

やったね。これからが大変だと思うけど、一生懸命手伝います。頑張りましょう!

 おっと、マノ・ア・マノのHPみてください!

【mano a mano】のHPは≫ http://homepage3.nifty.com/manoamano/

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