05.旅行・文化ブツブツ

ひとりオッさん朝抹茶・・・。

171101blog002

2017.11.01.-002
 
朔日参り(ついたちまいり)は毎月だけれども、年に数回、帰りの参道『おはらいまち』の五十鈴茶屋で、【ひとりオッさん朝抹茶】を堪能する・・・( ̄▽ ̄)!!
 
五十鈴茶屋、普段の営業時間は朝8時からだけども、一日だけは6時くらいからやっている。しかし、奥の座敷に早朝から座る人は少ないから、誰もいない和座敷・・・。これはとても穴場!
 
小さいけどとてもキレイな和庭園。むかし旅籠だった建物は、なかなか風流。オッさん一人で朝のまぶしい光の中、抹茶とお菓子に親しむ・・・。
 
昨日は、噂の季節限定菓子【栗きんとん】と頂いた。本来は1粒300円。抹茶セットは1,000円だけども、実は抹茶はお替りOKで、声を掛ければほうじ茶もお替りOKで持ってきてくれる。
 
和庭園を一人占めしながら美味しいお菓子と抹茶なら、1000円は安い・・・。
 
オッさんひとりというのは、なかなかキモイので、こういう時間はありがたい・・・ブツブツ・・・・・。
 
by agra (バイアグラ)

| | コメント (0)

絶対的に小さな国ではない、ハポン(ジャパン)

170522blog001

2017.5.22.

地図の話が続くが、FBに流れてきた情報で、おもしろい地図のアプリがあったので使ってみた。

我々が一般に見る地図は、メルカトル図法。この写真の背景にあるモノトーンの地図。メルカトル図法とは、地図の上(北極方面)や下(南極方面)がグッと拡げられて、丸い地球を一枚の紙にし引き伸ばした地図だ。

みんな知っているが、この地図で距離を測ってはいけない。当然、両極付近は引き伸ばされているのだから、赤道付近と寸法が全く合わなくなる。

飛行機の航路が描かれている図などでは、最短の航路は直線でなく、弓形になる。本当の最短距離は、メルカトル図法の地図ではなく、地球儀の上で目的地を真上から見なければわからないのだ。

であるのに、テレビのニュースでは、メルカトル図法でいろいろの説明をしている事がよくあり、最近北朝鮮からのミサイルの脅威を一生懸命メルカトル図法で説明している報道番組が、ネット上で炎上している・・・。

そこで、こんな地図があるんだとか。

【The True Size Of...】という、アプリ地図。

この白黒のメルカトル図法の中で国名を指定すると、その国を掴んで好きなところに持っていく事ができ、他の情報も見れるので、国同士の比較ができる。

で、ロシア(赤)・アメリカ(黄)・日本(青)・スペイン(ピンク)・インドネシア(水色)を、赤道の上に並べて、大きさ比較をしてみた。赤道の上という事は、メルカトル図法では、もっとも小さく見える場所だ。

すると、あの広大はロシア(赤)も、まぁ広いとはいえ、それほどでもない事がわかる。アメリカ(黄)も、南北の長さは日本と同じ程度・・・。大好きなスペイン(ピンク)は、意外に小さい。

そしてビックリさせられるのが、インドネシア(水色)が、意外にデカイこと!インドネシアって実は、日本の5倍も面積があるんだ・・・。知らなかった・・・。

ここには出さなかったが、地図上小さいと思っていたタイも、実は日本より大きい。

170522blog005

ノルウェイ、フィンランドも日本よりずっと小さい。

170522blog08

イギリス、ドイツは、こんなもん。

170522blog003

イタリアなんて、日本にとっては、弟くらいの大きさだな。

170522blog007

ロシアの上に日本を置いてみると、こうなる。下に、メルカトル図法の日本(黄)がある。メルカトルだとこんな小さい日本だけれど、真上にもってくると(ちゃんと比較すると)、実はこれほど大きい国土があるのだ。(ここで、日本の形が、北海道が大きく九州が小さくなっているのは、北へ(南へ)持っていくほど、図面が引き伸ばされるから・・・。)

たしかに、面積は45倍もある国なのだが、これまで、比較にならないくらい広大な国と思っていたけれども、少なくとも縦方向は、日本と同じ程度の長さ・・・。そして、ロシアは寒くて使い物にならない土地がほとんどなのだから、もっと外交的に対等以上になっていいじゃないか・・・なんて思ったりする・・・。

日本は、小さな国ではないぞ!プーチンは怖いけど・・・ブツブツ・・・・・。

by agra (バイアグラ)

| | コメント (0)

夏の思い出

130709002

夏がくれば思い出す。はるかな尾瀬、遠い空・・・。霧のなかにうかびくる、やさしい影、野の小みち・・・。水芭蕉の花が咲いている。夢見て咲いている水のほとり・・・。石楠花(しゃくなげ)色にたそがれる。はるかな尾瀬。遠い空・・・。

 

この内2人は、従業員数十人を抱える会社社長に・・・。1人は一匹狼を名乗りながら、ユニクロのセールを待ち焦がれる建築家・・・。

 

数百キロのダート道を乗り越え、北極圏突入・・・。このツンドラの空は、再び見るにはちょっと遠い空になったのか・・・。

 

・・・やるか・・・。

 

|

飛び込め~!!!

110501002 やっと、やっと、この日が迎えられた。ゴールデンウィーク・・・!!!

 日々これ精進。一人では抱えきれないほどの仕事に追われ、いくつもの問題でポケットをいっぱいにし、それでもお客様の笑顔だけを楽しみに、睡眠時間を削る・・・。

 ゴメンよ!機嫌が悪い時もあるね・・・。プレッシャーと睡眠不足に毎日踏みつぶされているんだもん・・・。でも、感情だってコントロールしなけりゃな。頑張っているんだよ、これのために・・・!

110501001_2 ンっ!これって・・・?

 あ・そ・び・・・!

 お客様の笑顔のため・・・?まっ、もちろんそれもありますが・・・。

 毎年恒例の、GWの海辺のキャンプ。今年も子供達のお友達4家族で、秘密の穴場スポットへ。

 これで何回目なんだろう?GWにここに来るの・・・。なぜか、このイベントの時だけは、絶対に晴れる。今年も天気を心配したが、この通り・・・。

110501003_2 子供11人、大人8人の団体さん。まだ少し肌寒い今年のGWとは言え、子供達はいきなり海にドブ~ン!

110501007 寒いも暑いも関係ないんだな、こいつらには・・・!いいぞ、いいぞ!行け、飛び込め・・・!!

110501013 そのまま今度は、男子チームで筏釣り。毎回お世話になる海の家。貝の養殖場を持っており、筏も使い放題、釣りやり放題!ベラやキスなどたくさん釣れて、大満足!

110501009 海と旨いもの。休みはこれでしょ!毎年いろいろなお友達と出かけ、どんどんレベルが上がっていく・・・。

 今年は、肉もたくさん食べたし、刺身も食べたね。

110501006_4 燻製にも挑戦!中華鍋にサクラのチップを入れて、アルミホイルで蓋をして・・・。1つの燻製に1時間も掛かったけど、これも抜群・・・!

110501005_3 さらに今回は、バンガローの筏で養殖しているバタ貝をたっぷり頂いてしまった・・・!目の前で引き揚げた新鮮そのものだもの・・・。デラうまですわ・・・。

110501015 夜は、花火。何だろう、相当気分が良かったのかな・・・。その頃には、もうベロベロ・・・。正直、参加したハズの花火大会は、実は全く記憶にありません・・・。

110501010_3 朝は子供達に5時に起こされて、またまた釣り・・・!今年は釣れないと言われてたアジをゲット!

 バンガローに帰ると、各家庭で考えた、簡単だけど豪華な朝食がずらり・・・!

110501017_2 その後も、子供達の海遊びはつづく・・・、お父さんの波音を聞きながらの昼寝もつづく・・・。

110501016_2 あれだね。1泊ってのは短いね。2日目には飲めないってのもイケナイ・・・。こんなに気持ちいいのに・・・。えっと、それは単なる大人の都合ですか・・・。

110501014_2 GW、始まったばかりだけれども、楽しかったな。

 ゴメン、後半はお仕事・・・。実はこういう時の仕事って、効率わるいんだけどね・・・。わかってるんだ・・・。しかし、やらない訳にもいかないんよ・・・。

 来年も来れるかな・・・。お前達も、どんどん大きくなるしな。今は「帰りたくない・・・!!」って言ってくれるけど、「え~、自分たちだけで行けば~・・・。」なんて、言う歳がくるんだろうか・・・。やめてくれよ・・・ブツブツ・・・・・。

 

| | コメント (0)

暑い!熱い!春!

100501003_3 真っ青な空と海。紫外線が1年で最も多い時期だけど、サンサンと輝く心地よい太陽の下。こんな場面で食べるシーフードヌードルは最高だね!

 今年は4家族合同でのキャンプ大会となったGW恒例の白浜。昼についたらまず、カップラーメンでお昼!!

 バーベキューだとか海の幸だとか、そんなものは夕方から腹いっぱい食べる。長距離運転の後の空腹は、太陽の下でみんなでカップラーメン。これが、意外にいいんです。子供たちのウケもいい!

 カップやきそばじゃぁダメだな。生やきそばは旨いけど・・・。シーフードでしょう。海だし・・・・・。ビール飲みながらってのがいいんだけど、とりあえず目的は子供たちを楽しませること。昼間から「おしゃけ」はいけません・・・か・・・。

100501001_5 やって来たのは秘密の海。海の似合う男は、自然と海に向かう。GWだっていうのに、ぜんぜん人がいない。しかし、海の家は開いているし、そこのバンガローで宿泊まで出来てしまう・・・!そんな我々の秘密の海・・・。

 今年も晴れ。もう何度ここへ来ただろうか。晴れなかった事がない。

 遠浅のセルリアンブルーの海。小さな波が静かに打ち寄せる白浜を歩く。それだけで真っ赤に日焼けしてしまう。

100501002_2 しかし、暑いと言ってもまだ5月。泳ぐのは早いぞっと言う前に、いきなり子供たちは、ドブン!。海に来たら海とたわむれる。その気持ちよさは、ヒザ下しか海に入らない大人たちにはわからない。

 近くのスーパーでドッと魚介類も仕入れるが、海から上がったものもそのままバクっと!・・・うっ、旨い!

100506004_2 夜は花火。子供たちが寝静まったら、北斗七星を見あげながら一杯。一晩中、小さな波の音が聞こえる。

 「長い夜」といきたいところだか、目が開いてられない。歳をくうと、早起きになるが、夜が眠くていけねえぇ。しかし気付くと、もう誰も起きていない・・・。23時30分。

 2日目はまたたっぷり海三昧。朝5時から釣りへ行く子供たち。朝飯を食べたら、また海へドブン!今回3度目のバーベキューで肉を腹いっぱい食わせて、帰途。車中子供たち、熟睡。そりゃ、そうだよなぁ。安く遊ばせてもらいました・・・・・。

100506005_2 一日置いて、2日間のサッカー大会。ともかく今年のGWは晴れ続け、汗もいっぱい掻き、体力もたっぷり使った。ヘトヘトだ。 それでも元気な子供たちは、バタバタと通学していった。私も気合いを入れなければ・・・。

 休めない休日のお父さんとお母さん・・・。でも彼らの笑い顔をたっぷり見れたのは、なによりの癒しですか・・・ブツブツ・・・・・。

 

|

菱という名の・・・

100209001 今日は朝から、毎日仕事で乗り続けている車をピットイン。ブレーキパットとオイルの交換。

 20代のころは、車も単車もなんでも自分でスパナ持ってキュッキュッとやっていたのだが、もう最近は、自分で車にスパナを入れる事はなくなった。家族を乗せるしね・・・!プロの方が安心でしょ・・・。

 今の車は、ほんと壊れない。ポンティアックで始まった私の車人生。マツダ、フォード、ニッサン、ミツビシと中古車を乗り回し、車という機械はどこか壊れるもの!と、はなっから車を疑って運転を続けていた。しかし、新車購入から6年目を迎えた今の愛機は、全くどこも調子が悪くならない。

 とはいえ先日より、5万キロも越してブレーキに違和感。もう急ブレーキなんて踏まないが、止まる直前に前輪に小さな振動を感じる。車をはなから疑って乗っていた時代のおかげで、小さな変化に敏感になった。

 三菱のピット。行くたびに新車の【デリカD-5】を勧められる。もちろん買わない。お金もないが、こんなに壊れない車を持っているのに、買うわけない。いや、どうも【D-5】という「デリカの心」を忘れたかのような進化・開発が気に入らない。デリカって、唯一といっていい4駆バリバリの8人乗りスペシャルワンボックスだったでしょ!タイヤすら完全オンロードで、どうするの・・・!

 と言いながら、整備待ちの時間には必ず【D-5】の展示車に乗りこんでしまう。知人が買った【D-5】も、穴があくほどマジマジと見てしまう。あぁ男の子は、宝物がたくさんほしいのだ・・・!古いものは大事だけど、新しいものもほしい・・・!

100209002 三菱という字。幼いころから「3つのダイヤモンドだよ」と言われてたもんだから、菱とはダイヤモンドのことなんだと思い込んでいた。しかし、実は【菱】って、夏に白色四弁の花をつける水草の名前だった。

 20歳のころ親友に勧められて読んだ司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。今までに4回読んだが、ケッコウ印象に残っているのが岩崎弥太郎の話。この昨今話題の弥太郎さんが、三菱を作った。

100209003 土佐藩が作った海運会社(?)九十九商会が三川商会となり、維新後、三菱へと変名していったとの事。岩崎家の家紋「三階菱」と土佐山之内家の家紋「三ツ柏」が組み合わさり、今の【三菱】のマークになる。

 菱という草の葉の形が菱型・・・というわけでもない。でも菱という植物は、昔からいろいろな形で人々の生活にかかわりあい、図柄として図案化されていく過程で、「4つの辺の長さは等しいが4つの角度が直角でない四角形・・・【菱型】」が生まれたらしい。

100209006100209005_2  100209004_4

 私の生活にも、実はこのスリーダイヤモンド・・・三菱が、とてもかかわりあっている。車も三菱、銀行も三菱東京UFJ、あぁ、今使っているエンピツも三菱だ!

100229007 家電も三菱、エレベータも三菱。えっ、大好きなキリンビールも三菱グループだって・・・!浦和レッズまでも・・・・・。

 今んところ、テレビの弥太郎さんは、むちゃくちゃな人だけどね。すごいわ!

 しかし、本物のダイヤモンドは、私の生活には全くかかわらない・・・・・ブツブツ・・・・・。

|

冬休み。父は忙しい・・・。

100105001 別に仕事が忙しいってんじゃありません。もちろん仕事は泡食うほど忙しいのだけれども、今年の冬は、君たちを楽しませるのにホント努力しましたよ!

 パン君、会ったな。ジェームスにも。ほんと彼らは、素晴らしいエンターテイナーだ。人間として、いや、人間の枠を越えて尊敬する・・・。

 毎年の夏の九州旅行が、今年は冬に変更となった。冬の九州は久しぶりだ。妻の実家の福岡と今年98になる私の祖母のいる熊本へ。

 なんで年末は1000円じゃないんだ!と、私の後ろで妻と子供たちが中日本道路公団の方に足を向けて寝ながら、深夜の高速道路を快走する。

 (でも実は、最近は深夜なら通常料金の半額なのは知っている。しかし、いったん安くなると、それよりも少しでも高いと不平を言ってしまう。典型的な日本人であった私。)

100105008 北九州で義父の墓参りをし、子供たちは大好きな いとこ達に会う。これほど喜び、じゃれあってくれると、休憩入れて12時間の運転も苦にならない。苦にならないのだが、今回の旅行のもう一つの目的、【パンくん】に会うため、翌日には再び朝5時に起きてハンドルを握る。ちょっと苦である・・・。

 相当の人ごみを心配したが、さすがに阿蘇。晴れているが寒~い。おかげで、ちょうどいい込み具合となった【パンくん】がいる【カドリードミニオン】に到着した。

100105007_2 さて、【パンくん】とは?と思う方はいるか・・・。正解は、テレビバラエティの志村動物園に出演して大人気のチンパンジー【パンくん】である。実はここ、熊本の小さな動物園にいる。

 頭がよいとか、芸が出来るとか、そんな事ではない。愛嬌というか、一種のカリスマだな。私は社会人として職業人として、自身の業とカリスマで人々を魅了し、幸せにし、そのことで十分な収益を得ている彼を尊敬する。なかなか人間で尊敬している人も少ないのだが、彼はチンパンジーで初めて尊敬した男だ。たぶん男だ・・・。

 まっ、もちろん人間のスタッフ達が、考え、調教し、またこの素晴らしい施設を作ったのは知っている・・・。宮沢さんという頑張り屋さんが、少々経営の苦しくなった【くま牧場】を、昨年の有名観光スポット入場者ランキングで1ケタ台になるほどの場に変えた。この人もすばらしい・・・。

100105006_5 さて、子供たちは大喜びだ。パンくんも、犬のジェームスもその子供たちも、そして他の動物たちもみなカワイ100105003イ!!子豚のレースでは、見るのはタダだけど、どの豚が勝つか予想するには【応援ブタ】という【子豚の縫ぐるみ】を買わなければならないという罠もあったが、まぁそれもいいじゃないか。

 入場時は、家族5人で7300円と聞いて私の耳と財布から火が出たが、再入場自由で、中のフードやドリンクもとても良心的な値段。敷地規模もちょうど良いし、なんとなくほのぼのした感じの古き良き動物園で、あとから考えれば安かったよな、子豚のレース以外は・・・。

 あぁそうそう、熊本ラーメンもカレーもうどんも牛丼も、みんな安くて旨かった・・・!

100105002_2 旅行のお楽しみはもう一つ。ホテルに泊ること。今年は東京には行けなかったが、熊本でも日航ホテルに。小さめの少し高級なビジネスって感じであったが、これも子供たちは大喜び。ホテルレストランのバイキングで、大好きな寿司やカニ、 イクラやステーキや、なんやらかんやら食べつくして、満喫!満喫!私のような大人には駄目だね。ともかく食いすぎる!飲みすぎる!節度のないオヤジになってしまった・・・。

100105005_2 翌日は、祖母に会い、親戚を訪問し仏前に手を合わせる。これも大人としての大事なお仕事。子供たちは、初めて会った私のいとこの子供とも、すぐに仲良しに。さすがコドモ。そして彼らには後部座席にてゆっくり寝てもらいながら、ちょいと渋滞のハイウェイをまた一人走る。

 深夜のサービスエリヤって好きだ。ドライバーは皆疲れた顔はしているが、それでもトラックドライバー以外は、どことなく楽しそうにも見える。頑張って走ってきたぞ、これからももうちょっと頑張るぞ、っていう空気がある。いろんな見ず知らずの人々が、同じ目標を持っている。ベクトルが同じって感じか・・・。

100105004_2 1キロずつ、インターを1つずつクリアーしていく。アクシデントを起こさないように慎重に、そして一歩一歩確実に進んでいくと、必ず目的地にたどり着く。前の見えない雪の日もある。凍結して走れない事もある。通行止めで回り道を余儀なくされることも。しかし、必ず目的地には到達する。時間はかかっても・・・。

 ・・・なんて思うと、勇気が出る。さっ、今年もガンバろ!ブツブツっと・・・!

|

笑う門には、良いことあるよ!

091219001 先日、配筋検査で伊勢に行って、平日の伊勢神宮にちょいと参拝。

 1月に入ると、年間の観光客の1/3がこの2,3週間に押し寄せるってぐらいギュウギュウに混雑するが、12月とは言えどこの時期の平日ならガ~ラガラ。

 早朝のまだ夜露が落ちるくらいの時間だと、砂利を踏む自分の足音が静かな深い森に響き渡り、幻想的なひとときを感じることが出来る。しかし、この日のように晴れた冬の日中でも、十分にすがすがしい清涼感を感じることができた。

 森はいい。なんとかイオンで、心も体もスッキリだ!あぁ、あの木はモミジかなぁ。あの木はカシワかなぁ。あの木はコナラかクヌギかなぁ。何日分の薪になるかなぁ・・・って、いかんいかん、聖なる木々が、我が家の薪になっている・・・。この、バチあたり者!!

091219003_2 平成25年の遷宮(伊勢神宮の建て替え)を前にして、先日【宇治橋】の掛け替えも終わった。ヒノキとケヤキで作られた全長102メートルの木製橋。聖なる川【五十鈴川】を渡る。ガキの頃からかぞえたら、何百回渡ったんだろう。五十鈴中学校の卒業生だからね。思い入れ深いよ。

 ついでに、伊勢神宮内宮前の「おかげ横丁」で【しめ縄】を買っ091219004てきた。【笑門】と書かれたものが妻のリクエスト。「神具といえば伊勢の宮忠」でゲット!

 伊勢の生まれだから、ガキの頃からこの【笑門】と【蘇民将来子孫家門】の玄関しめ縄を見ている。伊勢ではこれを一年中ずっと玄関に飾るっていう風習があるから、別に特に珍しいものとも思うことなく、生きてきた。

091219005 大人になって、なるほど年中玄関にしめ縄を飾るってのは珍しいんだと気付いた。建築なんてやってるんで、この文字も意味も何度も聞いた気がする・・・。しかし、覚えたことが一度もない・・・。やっぱりバチ当たりな奴だ。

 スサノウのミコトが旅の途中で宿を探していたところ、ある兄弟がいて、お金持ちの弟「巨旦(キョタン)」はスサノウの小汚い姿を見て拒絶し、貧乏人の兄「蘇民将来(ソミンショウライ)」は、スサノウを迎え入れ、出来る限り最大のおもてなしをした。

091219002 ちょうどそこへ疫病の噂が広まり、スサノウは蘇民将来の玄関先にお札をつけ、蘇民将来の家だけが疫病から逃れる。それ以来、【蘇民将来子孫家門】と書いた札を玄関先につけると災いから逃れられ、家族が健康になると信じられている。(ちょっとイジワルだよなぁ、スサノウさん。イコジっていうか・・・。公私混同激しいよな。)

 ここの【蘇民将来子孫家門】が【将門】となり、それが平将門さんに通じて痛み入るという事で【笑門】になったとか。平家は伊勢にゆかりがあるから、なるほどうなずける。まぁそれに【笑う門には福来る】なんていう諺がからんで、今の風習ができたんだろうけど・・・(想像)・・・。

091219006_2 笑うっていいね。毎日言う事を聞かない子供たちに怒鳴り散らしているオヤジだけど、その時は、どうやって次の笑顔を見せてやろうって考えている。気が小さいから・・・。

 笑ってばっかりじゃ駄目だけど、緊張感の後の笑顔には、人の心を本当に安堵させる。そして、子供たちの笑顔に安堵させられる。そして幸せな家が作られる。

 【笑門来福】。笑う門には、福来るだね。笑お・・・ブツブツ・・・!

|

古民家でカフェる

091126001_2 一昨日は、古民家の床下に潜ってきた。久しぶりの床下である。

 古民家というとなんとなく味わい深い感じがあるが、古い家の床下というのは、あまり楽しいところではない。まず、下は土である。だいだい、湿っている。

 土からの高さ、つまり中で行動するための高さは、30cm程度しかない。顔面を、ほとんど地面にこすりつけるような場面もしばしば・・・。

091126004_2 そこに、先住民がいる。虫さん達だ。クモさんや、アリさん、見たこともない方々・・・。シロアリ、ゴキブリもいる可能性が・・・。なのに、突然彼らに接近されても、30cmの高さのところに寝そべっているから、逃げることができない。

 一昨日は、季節もよく、虫も少なくてよかった。夏の調査のときは、最悪である。ともかく暑い。その環境で、体の内側から汗が噴き出てくるのだから、世界中の不快という言葉を集めたような場所なってしまう。

091126002 建物を調査してほしいと言われると、心の中では、少しビビっている・・・。せめて冬にしてくれ~!

 先週、別の古民家に行ってきた。一昨日の古民家は、一般のお宅で、実は今はもうあまり使われておらずずいぶん傷んでいた。先週行った古民家は、ある陶芸家の先生と奥さんが多治見の山で店舗・ギャラリー・カフェとして営業しているところ。

091126005_4091126008 写真はすべて、こちらの古民家のもの。もとより立派なお屋敷だが、本当によく手入れされ、素晴らしい趣きであった。

 古民家らしく、土間から入り、靴を脱いで和室の続く店舗へと導かれる。そこには、センスの良い衣料品が並べられている。2階には、陶芸品や手作りの物々。温もりのある作品ばかり。

091126003091126006 どうしても建物に目が行ってしまう。丁寧に仕上げられた木製サッシ、茶室、一つ一つ違う照明。タタキの土間、おっと、やっぱり薪ストーブ。外構の小さな排水溝には、いろいろな色のタイルが・・・。

 外部に増築された小さなスペースにはカフェ。明るいが、静かでとても落ち着いている。コーヒーもチョコラケーキもおいしい。

091126007_2 外は紅葉の木々に囲まれ、青い空に映える。季節はまだ寒くない。ゆっくりと時間が流れている。

 理想とする空間だ。もちろんこんな空間を作りたいが、正直、「自分で持ちたい!」という思いの方がずっと大きい。頑張って、こんな空間を持てるようになりたい・・・!

 店の名前は【百草】。多治見に寄った際は、是非訪れて。勝手に宣伝・・・。

|

沢の水

090628001 突然、目の前の息子が水没した。内心ビックリ!そりゃそうだろう!!

 久しぶりの朝明(あさけ)の山。薪を集める・・・いや山で伐採までするグループ【ポール薪】での、【納涼オールスター家族サービスバーベキュー大会!】。

 年齢も仕事もバラバラのメンバー。山に感謝し、本日は山でバーベキュー。初めての家族顔合わせ。いつもは作業着姿にチェーンソーのメンバー達に、少し久しぶりに会う。

 雨が降るかと心配されたが、はじめ曇っていた空も、昼にはピーカン!暑い、暑い!沢の水が気持ちいい。

 火の段取り何ぞは男の仕事。さっそくビールっと!今日は飲まないから・・・と言って、クーラーボックスに入れたノンアルコールビール。でも、飲まないのはそっちの方。飲まないはずなのに、ノンアルコールと同じ数だけクーラーボックスにビールを入れてました。妻に笑顔・・・!

090628002_2 家族でも、そして幼稚園の遠足でも、何度となく来ているキャンプ場。勝手知ったるなんとかで、子供達もさっそく白い岩だらけの川へ。

 調子に乗って遠くへ行こうとするガキ共に一喝しようと上の息子に近づいたら、いきなり目の前で急流で、ズル、ドボ!!息子が急流の岩の間に全身完全に水没している。

 マズイっと思い、あせって助けに行ったら、自分で這い上がってきた。本人は、私の何倍もあせった顔をしている。

 一歩間違えば一大事になっていたその様子を間近で見て、「気をつけろっ!」て怒鳴ってやろうかと思ったけど、ニコッと笑ってやった。いちいち親が説明しなくても、ちゃんと一つ物を覚えたろう。コケは滑る・・・。

 沢の水も、肉もビールも焼きおにぎりも、みんな100%で旨かった!大満足の一日であった。しかし、目をつぶると、急流の底にいる息子の顔が浮かぶ・・・。・・・あせっった・・・ブツブツ・・・。

|

より以前の記事一覧