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やっと茶室を考えるチャンスが来た。

190415blog01 

2019.04.15.

これまでも、何度か『和室』について勉強した事があります。日本の住宅の建築士は、皆そうでしょう。当然です。

私の場合も、和モダンを目指すからと言って、和室の基本的なルールを知らないでは、なぜそれが和モダンになるのかを説明できない。

『茶室』については、もちろん興味はあったものの、ルール(作法)を頭に入れるところまで考えた事がありませんでした。でもやっぱり資料を読むと面白い・・・!!

読めば読むほど、一度は本格的な茶室を作ってみたくなる。

ただし、本格的となるとコストがグッと上がってしまう。いやまず、断熱・気密など、今住宅建築士が抱える様々な課題をどのようにクリアしようか。なんて実務的な事が先に頭に浮かんでしまう・・・。

部屋の大きさや床の間・水屋の位置などのルール(作法)を探していたのですが、少し勉強が進んでいくと、招待される客人の事を考える事が最も大切である事がわかってきます。中立ち(かなだち・休憩)の時の雪隠(せっちん・トイレ)の位置や方向も、大切なんですね。

当たり前なんだけど、基本に立ち戻ってみると『形』ではなく、誰のために、なんのためにという、人を想う気持ちなんですね。

心が洗われます・・・。プレゼンまでのタイムリミットはどんどんなくなっていきますが・・・( ̄▽ ̄)!!(笑)

by agra (バイアグラ)

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