やりすぎないで、寒くない浴室をつくる
今実施設計中の住宅は、1階床面をしっかりと断熱して、床下は通気基礎パッキンによって換気させる方式。昨今の最も一般的な方式でしょう。通気基礎パッキンとは、基礎と土台の間に入れる、通気が出来る厚さ20mmのパッキン。建物の基礎全体に基礎パッキンを設置することで、床下の均一な換気が期待されます。
しかし実は、これまで同じ方式を施工する一般工務店の住宅で、ユニットバスの床下や、玄関・土間など床面が下がる所で断熱の連続が切れてしまっているということがありました。ヒートショックによる家庭内事故(各室の温度差が大きいために起こる短時間での血圧の上昇・下降による事故)を防ぐ観点から考えると、いくら良い断熱材を使っていても、これからの家はそんな事ではダメと言われています。
アグラ設計室では、床下通気タイプの設計時は、図ような断熱の連続を指示しています。『通気をしない所』・・・がちゃんと分かっていないと、せっかくの建物の能力が出せませんね・・・ブツブツ・・・・・。
【アグラ設計室】
#和モダン #住宅 #agra #設計室
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