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里山とは・・・人が守るべきところ

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FBばかり毎日のように更新しているが、なかなか更新できないブログ・・・。また久しぶりに・・・書く・・・・・。

山と我々が住む街の間には、昔から【里山】というものが存在していた。と言っても自然に発生するものではなく、【里山】とは、人々が【山】から『糧』を得るために手を入れたり植林をしたりと、人が利用し、管理してきた森林の事だ。

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先週今週と、アトリエから車で40分ほどの、三重県菰野町のとある村の『里山保全会』というところで、ボランティアに参加させていただいた。

昔から人は『自然と対峙』し、そして『共存』するために、長い時間を使って【里山】を作ってきた。しかし、この『便利な世の中』になってどんどん【里山】が無くなっている。そのために山が弱くなり、また猪や鹿、猿なども容易に人里に下りるようになって、人間自身にとっても実質的な被害が出ている。

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ここでは、村の一部の有志たちが、手弁当で月に2回、1年を通して山の管理の活動している。しかし見たところ、やはり若い人間がいない。話を聞くと、おのおの自分の仕事を持つ村の年配の方々が、間伐などの山の世話だけでなく、日々の獣の駆除なども役場の依頼を受けて行っているそうだ。

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私たちの薪ストーブマンチームは、お金を出しで薪を買うのでは我々が薪ストーブを利用する意味がないと思い、幾ばくかの謝礼を除き、労力・体力と人間力(人とのつながり)だけを持って薪を手に入れることとしている。その中で、最近は、山と密接に関係しながら生きている人たちの手伝いをする機会が出てきた。その一つがこちらの『里山保全会』である。

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なかなか1年を通して毎回参加(お手伝い)というわけにはいかないが、このような活動に参加し、一緒に大切な山を守りながら、『廃棄物になる木』を『薪』としていただく。山が健全でなければ、薪ストーブもなにもない・・・。そして、間伐をしても、伐採した木をそのまま放置していては、【里山】は力を失う。

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薪や藁のような植物由来の燃料(バイオマス)は、燃やすとCO2を出すが、それはもともと植物が大気から吸収して光合成により炭素として蓄えたもの。木がCO2を吸い、燃えてCO2を出すことは、『カーボンニュートラル』という自然サイクルであり、植物が元気である世界ならばCO2が増えることがない。だからこそ私は、薪ストーブを推奨している・・・。(むろん、直に火を使う暖房器具であるために、どんな環境でも薪ストーブが良いとは言えないが・・・。)

しかし、山の仕事は、相当な重労働と、危険作業ばかりだ。こちらで活動している年配の方々の十分な経験と無駄のない動きはとても素晴らしい・・・。とはいえ、やはりもっと若い力が必要だと思う。

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さてさて、先週は、筋肉痛・・・。そして今週はさらに関節痛・・・。

山を守る前にやることがありそうだな・・・ブツブツ・・・・・。

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