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2010年8月の3件の記事

2倍のエネルギー

100827002 昨日も平塚での打合せ。深夜の高速半額時間に合せて、いつものように3時半に事務所を出発。

 足柄SAまで約3時間で一気に走り、時間調整のため3時間の休憩。と言ってもすでに明るくなった空の下で、なかなか寝付かず、読書のあとそのまま出発。

 午前中は友人の棟梁(社長)Tと打合せ、午後はじっくり施主様と6時間半にも及ぶ打合せ。予算に関するもっとも重要なお話しだから、相当集中した・・・。

 こうなると、じつはもうヘトヘト・・・。帰りの高速では、何度も何度も休憩・・・。【メガシャキ】も効きゃしねぇ・・・ぜ!

100827003 6月に話をもらってから、2ヶ月で5回の平塚往復。この期間でここまできたというのは、なかなか集中したね。こういうのは、お客さんの理解度と、工務店の前向きな姿勢がないとつらいところ。

 2世帯住宅だから、2倍の家族が2倍の面積を使う・・・。しかし、予算はなかなか2倍にはならない・・・。 ただし、心が2倍の広さを持っている施主さんとだから、成し遂げられる業か・・・。

 よ~し、今回もなかなか良い打合せだったぞ!疲れたけど・・・。普通の1/2の時間で2倍の建物の設計だ。今日も2倍のエネルギーを使わなければ・・・!!!でも、今日だけはちょっと眠いけど・・・・・ブツブツ・・・・・!!!

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サーベルタイガーになりたいか・・・

100819001_2 2000万年前の勇者。マンモスさえも捕獲してしまう猛獣中の猛獣、サーベルタイガー。

 ジャマだろうと思うほどの牙。獲物を捕獲する時は良いが、食べる時はどうするんだろうか・・・。

 だいたい、噛み合わせが悪い・・・。牙はいいが、前歯が役に立たないんじゃないか?

 夏は毎年九州へ帰省旅行。妻の実家。昨年は、金なく仕事あり、夏の旅行とはいかなかったが、今年はまた猛暑の九州へ・・・。って、台風の影響もあって、とても涼しかったけど・・・。

 旅行で遊びたいのは、なにも子供たちだけじゃない。親だって遊びたい。だからって、大人の遊びは何かと高くつくので、やっぱり子供と一緒に遊ぶのが一番満喫できる。

 1週間、プール・博物館・プラネタリウム・公園・新規開店のシャトレーゼの試食会・盆踊りなどなど公共物を訪ね回り、すかっりリラックス。大人としては、温泉までは行けなかったのが残念だが、そういうのは金が掛かるから、また今度地域の温泉センターへ行こう!

100819002 盆踊りなんて、地元では小学生の時以来行った事がない。何のために踊るのかもわからなかったし、無理やり踊らさせるのが嫌だった。

 しかし、こうやって客観的に地域の活動として見てみると、すばらしいじゃないか・・・。大人たちが一丸となって、そして自分達も楽しみながら、未来ある子供たちのために催しを企画する。

 年寄りたちは口だけで段取りをして、テントの後ろで発泡酒を持って座り込んで談笑!

 フランクを焼いたりカキ氷を作ったりするのは、少し大人の世界に入ったかなというくらいの、20歳前くらいの若者たち。

 ビールを売るのだけは、青年部頑張っています的な40代のオッサン!

100819003_2 普段は物静かそうなおばさんが、浴衣着てえらくメリハリの効いた踊りを踊っている。それも、延々と続く何種類もの曲をすべて覚えている。

 小さな子供たちが何曲か輪に入って踊ろうとしているが、結局はボーッと立っているだけ・・・。

 小学生たちがいっぱいいるが、踊る気なしで、ずっといろんなところを走り回っている。

 スゴっ!と思ったのが、ペットボトル再利用の提灯!内側に赤や緑の色を塗って、立派なカラフル提灯に。・・・・・どうやって中に電球を入れるのかは、わからなかった・・・・・。底は開いていない・・・。

100819004 九州旅行のもう一つの目的は、熊本にいる私自身の祖母98歳に会うため。九州に行けば、必ず訪問する。

 その時には、親戚宅にもお邪魔する。新築1年のオジの家。叔父は地元工務店の重役で、叩き上げの設計屋さん。夫婦だけで住む最後の家を、もちろん自分で設計して、自分のところの若い衆に建ててもらった。

100819006 どうしても、良い家に行くと建物の事ばかりが気になってしまう。納まりだの、使い勝手だの、オジやオバとの会話もホドホドに、触ったり測ったり、そうっと写真撮ったり・・・。やな奴だねぇ。トイレまで写真撮ったりして・・・。

 工務店と言う立場で、もう何十年も住宅設計に携わってきた人。近くに住んでいた訳でないのでこのオジの影響を受けてはいないが、この建物を見ると、なるほどあまりにも素晴らしい!

 少々派手な外観ではあるが、大きさも、動線も、納まりも、スゴイ。決して広い土地ではないのに、駐車スペースを4台分も確保しながら広い庭と広い玄関。これは、寸法感覚が抜群だということだと思う。

100819008 特に玄関前のスロープの意匠には感激。結局は病院にいる祖母だが、いつでも一緒に住めるようにスロープを計画。

 そのスロープの大きさや、建物や敷地、道路、廻りの環境とのマッチング具合がスゴイ。狭い敷地で、道路と広めの玄関前スペースとの間の空間を、階段でなく、スロープならではの柔らかさで繋いでいる。道路から玄関内が直接見えない程度の存在感がたまらんです。

 この部分でこんなに感動する者もすくないかもね。でも、室内もいい。

100819005 既製品の材料も多く使われているという意味では、いわゆる設計事務所建築家とは、建物に対するスタンスが少し違うかもしれない(と思う)。

 ただしそれは“良い悪い”という意味ではない。特にオジのように、本当に長い間、地元の工務店として数十棟数百棟分のお客様の意見を聞き、時には採算度外視の建物を丁寧に建ててきた人には、何が本当に必要なのかが身体に染みついているんだと思う。

 時に建築家は、マスターベーションに陥る。お客様のために本当に良いものを悩み考えるのだが、考えついたグッドプランを否定できなくなってしまう事がある。つまり、自分で良いと思っているだけで、住み主の事が本当には考えられていない・・・なんて事が・・・。

 また今回も勉強させてもらいました。有名建築家の作品だけが教科書じゃない。本当のプロは、意外とその辺に歩いているオッサンだったりする・・・。

100819007 そういう意味では、私もその辺を歩いているオッサンなんだろうな、若者たちから見れば・・・。

 この夏は汗を掻き過ぎて、生え際が5mmは後退したような気がするし・・・。少しイケメンのオジサンを目指していたんだけど・・・。

 現代のサーベルタイガーのような、精悍な勇者のようなオッサンになりたい・・・ブツブツ・・・・・。

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頑張れ、ポカリスエット

100806001 2009年4月より、あの大塚製薬が日本サッカー協会が主催する【ポカリスエット U-12サッカーリーグ】に特別協賛している。そして、紆余曲折あって、我が家に垂れ幕がやってきた。

 1980年にポカリスエットが発売されてから、30年になるらしい。どうも私は中学生だったようだ・・・。記憶ではもっと幼かったような気がしていたが、ともかく、ある種の大ブームだった。

 なんだか訳のわからないあの味に、大人たちはシカメっ面・・・。でもまだ純粋な我々子供たちは、これはすごい物なんだ!と、袋入りの粉末を毎日親にねだった。

 袋入り粉末をボトルに入れて水で溶く。初めは味が濃くて、でもすぐに薄くなっていって、更に微妙な味になったんだけども、確か缶入りは高くて、平民の我々の家庭にはなかなかやってこなかった・・・・。

 ポカリの公式HPに入ってみると、なんと点滴液をドリンクにしたんだとか・・・。なるほど・・・。

100806002 しかし、あの大ポカリブームは、もちろん大塚製薬も大きくしただろうけど、この30年で他のいわゆる【スポーツ飲料水】というものを日本国内に浸透させた。いやそれだけなく、スポーツアイテムという存在が、日本のスポーツそのものの発展を後押ししたとも言えるんではないか・・・。

 昨年より、小学生のサッカーのバックアップしてくれるという話になり、単刀直入に言うと、県のサッカー協会を通じて、各市町村のサッカー協会のリーグ戦に大きなお金を出してくれている。

 アマチュアスポーツというのは、実は常に資金繰りに四苦八苦しており、特に子供のサッカーには、多くのボランティアと保護者の運営手伝いは欠かせない。そこに助けの手を掲げてくれるというのは、本当にうれしいではないか、ポカリ様・・・。

 私も息子のサッカーを保護者としてバックアップしている。そしてボランティアとして四日市サッカー協会4種委員会の理事をして、リーグ戦その他の裏方を手伝っている。そんな理由で、リーグ戦の時に試合会場に掲げるポカリの垂れ幕を預かるということになった。

10080603_2 大塚さんの協力で、子供たちに少しでも良い環境でスポーツをさせてあげられる。すごい会社だ大塚さんは・・・。

 でも、申し訳ないけど、試合会場でポカリを飲んでいる子供を見たことないけどね・・・・。アクエリでしょ・・・だいたい・・・・・。

 あっと、ダメダメ!ポカリを飲んで、ポカリを・・・。ウマいんだから・・・。我々のあこがれのドリンクなんだから・・・。スイカみたいな味がして・・・ブツブツ・・・・・。

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