宝の場所
昨日の息子のサッカーで顔が真っ赤に日焼けしてしまい、もう暑くなったか、と思えば今日はなんというか肌寒い。そろそろ薪ストーブも終わりかなと思えば、いやいやそうでもない。洗濯物が乾かんし・・・。
朝の着替えはここがいい・・・って、6歳の息子。かくいう私も、寝室から着替えをストーブの前まで運んで着替え・・・。朝から気合が入ってないなぁ・・・。
今年の分として予定していた薪がなくなりそう。昼間はお日様の力だけでも十分暖かい我が家。部屋も狭いし天井もそれほど高くないから、使う薪の量もそれほど多くはない。しかし、敷地が狭くてストックをたくさんおけないもんだから、この間から来年の薪集めに必至。
そこでまたお声を掛けてもらい、とある場所へ。こんな宝の山・・・、全国の薪探しに苦労している薪ストーブマン達が見たら、絶叫するだろうな・・・・・。
我々は苦闘の末、“不死身のキャプテン・バルボッサ”から、宝の地図を奪い取った。カリブ海・・・ではない・・・。エジプト・・・でもない・・・。ツタンカーメンもいない・・・。その場所の名は、四日市市内某所・・・。ここでは明かせない・・・。N君の家の近く・・・とだけ言っておく。
N君に連れられて森の中に入る。しばらく走ると、それは・・・、突然我々の前に現れた!
この世のものとは思えない程の眩しい七色の光を放つ金銀財宝・・・ではなく、直径30cm、40cm、50cmのナラの山!!
山の高さは3mを超える。しかも、積まれた山は一つではないのだ。
写真は、ティア・ダルマ、ラゲッティ、ピンテルとサオ・ファン達。近くのコンビニのおばちゃんが、もう消費期限が切れるからとタダでくれた「おはぎ」を取り囲んで、この冒険の成功について語り合っているところだ。ちなみに私は、このコンピニで、ミニチョコパイを買った。
簡単には持ち出せないほどの大きさの財宝をチェーンソーで玉切りにする。玉切りにしたものでさえ、あまりにも大きい。・・・これは帰ってからオノで割るのも大変だ。
そこで、義眼のラゲッティが、自宅から「薪割り機」を持ってきてくれた。オノなら30発以上ブチ叩かねばならないような太い玉が、スカスカと割られていく。なんとも効率がいい薪集めだ!
すばらしい。ほしい・・・。ラゲッティと戦って奪い取るか・・・。いやいや、そんなことしたら、来年からの薪情報を頂けない・・・・。なんて考えながら、割り込んだ大量のお宝を船(軽自動車)に積んでいく。積載重量オーバーなんて怖くない。でも、おまわりさん、積載重量オーバーはしてませんから・・・絶対に・・・。
海賊業も大変である。アジトに帰っても昼飯も食わずにさっそく薪の整理。割ったお宝を、ただ雨ざらしにするわけにもいかない・・・。
しかし、我が家族は、本当にこのお宝を持ってきたジャック・スパロウ・・・いや、私に感謝をしてくれる。大切な休日を一日使ってでもだ。そう、薪ストーブ家族にとって、来年の薪は、何よりもお宝なのだ!
この日は、2本の“麦とホップ”をいただいた・・・。だから宝探しはやめられない。・・・腰は痛い・・・ブツブツ・・・・・。
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