菱という名の・・・
今日は朝から、毎日仕事で乗り続けている車をピットイン。ブレーキパットとオイルの交換。
20代のころは、車も単車もなんでも自分でスパナ持ってキュッキュッとやっていたのだが、もう最近は、自分で車にスパナを入れる事はなくなった。家族を乗せるしね・・・!プロの方が安心でしょ・・・。
今の車は、ほんと壊れない。ポンティアックで始まった私の車人生。マツダ、フォード、ニッサン、ミツビシと中古車を乗り回し、車という機械はどこか壊れるもの!と、はなっから車を疑って運転を続けていた。しかし、新車購入から6年目を迎えた今の愛機は、全くどこも調子が悪くならない。
とはいえ先日より、5万キロも越してブレーキに違和感。もう急ブレーキなんて踏まないが、止まる直前に前輪に小さな振動を感じる。車をはなから疑って乗っていた時代のおかげで、小さな変化に敏感になった。
三菱のピット。行くたびに新車の【デリカD-5】を勧められる。もちろん買わない。お金もないが、こんなに壊れない車を持っているのに、買うわけない。いや、どうも【D-5】という「デリカの心」を忘れたかのような進化・開発が気に入らない。デリカって、唯一といっていい4駆バリバリの8人乗りスペシャルワンボックスだったでしょ!タイヤすら完全オンロードで、どうするの・・・!
と言いながら、整備待ちの時間には必ず【D-5】の展示車に乗りこんでしまう。知人が買った【D-5】も、穴があくほどマジマジと見てしまう。あぁ男の子は、宝物がたくさんほしいのだ・・・!古いものは大事だけど、新しいものもほしい・・・!
三菱という字。幼いころから「3つのダイヤモンドだよ」と言われてたもんだから、菱とはダイヤモンドのことなんだと思い込んでいた。しかし、実は【菱】って、夏に白色四弁の花をつける水草の名前だった。
20歳のころ親友に勧められて読んだ司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。今までに4回読んだが、ケッコウ印象に残っているのが岩崎弥太郎の話。この昨今話題の弥太郎さんが、三菱を作った。
土佐藩が作った海運会社(?)九十九商会が三川商会となり、維新後、三菱へと変名していったとの事。岩崎家の家紋「三階菱」と土佐山之内家の家紋「三ツ柏」が組み合わさり、今の【三菱】のマークになる。
菱という草の葉の形が菱型・・・というわけでもない。でも菱という植物は、昔からいろいろな形で人々の生活にかかわりあい、図柄として図案化されていく過程で、「4つの辺の長さは等しいが4つの角度が直角でない四角形・・・【菱型】」が生まれたらしい。
私の生活にも、実はこのスリーダイヤモンド・・・三菱が、とてもかかわりあっている。車も三菱、銀行も三菱東京UFJ、あぁ、今使っているエンピツも三菱だ!
家電も三菱、エレベータも三菱。えっ、大好きなキリンビールも三菱グループだって・・・!浦和レッズまでも・・・・・。
今んところ、テレビの弥太郎さんは、むちゃくちゃな人だけどね。すごいわ!
しかし、本物のダイヤモンドは、私の生活には全くかかわらない・・・・・ブツブツ・・・・・。
| 固定リンク
「05.旅行・文化ブツブツ」カテゴリの記事
- ひとりオッさん朝抹茶・・・。(2017.11.02)
- 絶対的に小さな国ではない、ハポン(ジャパン)(2017.05.22)
- 夏の思い出(2013.07.09)
- 飛び込め~!!!(2011.05.01)
- 暑い!熱い!春!(2010.05.06)