クヌギかコナラか どっち?
2年くらい前かな。山の知人が、拾ったドングリを小さなビニールの鉢に入れてくれた。庭に植えた。そしたら、こんなに大きくなってしまった。
紅葉している。朝の光を浴びると、とてもキレイだ。
ドングリがちゃんと育つなんて思ってなかったから(育つのは当たり前なんだが・・・)、後ろにあるシマトネリコの足元に植えてしまった。このまま行けば、シマトネリコも、いやこの花壇さえも破壊してしまう。20年くらい経ったらね。
しかし、これクヌギだと思っているんだが、本当は何だろう。木の名前って、なかなか覚えない。意外と見分けのつかない木って多いのだ。
いつも薪を伐採するため山に入る。理想的な薪として、コナラやクヌギがもらえるととても喜ぶんだが、実はコナラとクヌギの違いがよくわからない。樹皮なんて、そっくりだもん。
左がコナラで、右がクヌギ。他にカシワやアベマキなんて木もそっくりらしい。どれもブナ科コナラ属らしいので、まぁ、みんな兄弟か。だからソックリでも仕方がないが、山に入る人間として、コナラとクヌギぐらいは、カッコつけてパッと違いを言ってみたい。
調べると、コナラは白黒のシマ模様の裂け目が特徴で、クヌギの方は白っぽくて裂け目が深いらしい。しかし、ようわからんぞ・・・。
でも、実は、葉やドングリに違いがあるので、よく見るとわかるらしい。左がコナラの葉で、右がクヌギ。コナラは葉先に近い方で葉幅が太くなる。クヌギは葉が長細い。
ちなみにカシワは、カシワ餅を包むのに使うから少し見慣れているが、手のひらのような優しいヒダがある。アベマキはクヌギとよく似ているが、裏に白い毛が生えているらしい・・・。
コナラもクヌギもどちらもシイタケの原木になるし、カブトムシの幼虫も育てられる。
薪としては、どちらも火付きは悪いが火持ちもいいし、安定した火力があり、煙が少なく、置き火もできやすい。最高だ!
こんな事を書きながらいろいろネットで調べていると、ケッコウこれらの違いについて書いているブログやHPも多い。へぇ~、ケッコウいろいろ違いがあるんだ。覚えられんけど・・・。
ちなみに、我が家には大好きなケヤキも植えてある。まぁ、まともなケヤキを植えると地上何十メートルにもなるんで、株立ちですけど。
薪にするんじゃなくて好き嫌いで言うと、ケヤキ(左)って木はいいね。カッコいい!絵画のようなキレイさがある。しかし、最近クスノキ(右)の雄大さ、フトコロの深さにも大いに魅力を感じてしまう。あぁ、デカい庭がほしい・・・・・!
さて、うちのドングリの木は、いったい何なんだろう。葉が長いのでクヌギだと思っているんだが、葉先の方が葉幅が広い・・・。これはコナラの特徴ではないか。
彼が大きくなったら、ワリーけどウチの薪にしよう。早く大きくならんかなぁ。でも20年、いや30年くらいかかるか。それで、1か月分くらいの薪・・・。割があわんなぁ・・・ブツブツ・・・。
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