« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月の3件の記事

古民家でカフェる

091126001_2 一昨日は、古民家の床下に潜ってきた。久しぶりの床下である。

 古民家というとなんとなく味わい深い感じがあるが、古い家の床下というのは、あまり楽しいところではない。まず、下は土である。だいだい、湿っている。

 土からの高さ、つまり中で行動するための高さは、30cm程度しかない。顔面を、ほとんど地面にこすりつけるような場面もしばしば・・・。

091126004_2 そこに、先住民がいる。虫さん達だ。クモさんや、アリさん、見たこともない方々・・・。シロアリ、ゴキブリもいる可能性が・・・。なのに、突然彼らに接近されても、30cmの高さのところに寝そべっているから、逃げることができない。

 一昨日は、季節もよく、虫も少なくてよかった。夏の調査のときは、最悪である。ともかく暑い。その環境で、体の内側から汗が噴き出てくるのだから、世界中の不快という言葉を集めたような場所なってしまう。

091126002 建物を調査してほしいと言われると、心の中では、少しビビっている・・・。せめて冬にしてくれ~!

 先週、別の古民家に行ってきた。一昨日の古民家は、一般のお宅で、実は今はもうあまり使われておらずずいぶん傷んでいた。先週行った古民家は、ある陶芸家の先生と奥さんが多治見の山で店舗・ギャラリー・カフェとして営業しているところ。

091126005_4091126008 写真はすべて、こちらの古民家のもの。もとより立派なお屋敷だが、本当によく手入れされ、素晴らしい趣きであった。

 古民家らしく、土間から入り、靴を脱いで和室の続く店舗へと導かれる。そこには、センスの良い衣料品が並べられている。2階には、陶芸品や手作りの物々。温もりのある作品ばかり。

091126003091126006 どうしても建物に目が行ってしまう。丁寧に仕上げられた木製サッシ、茶室、一つ一つ違う照明。タタキの土間、おっと、やっぱり薪ストーブ。外構の小さな排水溝には、いろいろな色のタイルが・・・。

 外部に増築された小さなスペースにはカフェ。明るいが、静かでとても落ち着いている。コーヒーもチョコラケーキもおいしい。

091126007_2 外は紅葉の木々に囲まれ、青い空に映える。季節はまだ寒くない。ゆっくりと時間が流れている。

 理想とする空間だ。もちろんこんな空間を作りたいが、正直、「自分で持ちたい!」という思いの方がずっと大きい。頑張って、こんな空間を持てるようになりたい・・・!

 店の名前は【百草】。多治見に寄った際は、是非訪れて。勝手に宣伝・・・。

|

寒いから、まきすと~ぶでしょ

091117001 今日は、寒う~!雨も冷たぁ~!

 やっと寒くなってきた。なんか今年は遅かったような・・・。そうでもないかな・・・。

 朝一番から検診でバリュームをゴクリ!市民センターでレントゲン車の前で待つ。寒かった~!今朝は5時半に起きて薪ストーブに火を入れたから、検診で冷えた体をストーブで暖めた。あったかい!!

 当然、こんな日ですから、我が家のストーブの前は洗濯物だらけ。しかし、外で干すよりよっぽど早く乾きます。(あっと、写真に写っている紳士用パンツは、小学生の息子のですから・・・。)

 狭い家と狭い土地には薪だらけ。宝物ですわ。

091117002_2 今年でストーブ生活4年目。いい仲間に巡り合い、薪のストックもたっぷり。肉体的苦労は変わらないが・・・(いや手に入れる量が多くなっただけ、肉体的苦労は増えているが)・・・、「カネが無いより,冬に薪がない方がずっと不安!」という言葉は、まさしくその通り。今年は、なんとなく安心だ!

 先日紹介いただいたお客様は、薪ストーブに興味がおあり。ぜひ、この暖かさを紹介したい。暖かさの種類が違うんだから・・・ブツブツ・・・。

 あぁ、明日は【しし座流星群】だっけ。朝6時半ごろがピークだっていうが、もう明るいよな。5時前に起きて、ストーブの火を入れるか。しかし、外寒いよなぁ。えっ、雨、どうなるんだ?

薪ストーブ仲間 【ポール薪】; http://chimneys2007.blog74.fc2.com/ 

|

美味い友達!

091109001 実家から歩いて5分。小中と学びを共にした幼馴染。彼は自身の実家を継ぎ、料理人に。衣・食・住の「食」の達人となった。

 仕事の関係で、実家のある伊勢にはよく帰るのだけれど、この5分の距離の友人のところに、なかなか行けない。そんなもんである。行くならゆっくりしたいとか、料理屋だからせめてメシでも食いたいなんて思いながら、イザとなると、今行っても忙しいだろうななんて思ってしまって・・・。

091109002 先週、娘が2回目の学級閉鎖。いつも元気な娘はタイヘン暇そうなんで、伊勢への車に乗せた。早い昼飯を食おうかと言ったら、「スシ!」なんて言いやがる。「そんなモン、ダメや!」と言ってから、なんとなく彼を思い出す。昼前の忙しい時間だけど、娘と一緒という口実が行きやすい。娘にとっては、棚からぼた餅か・・・。

 のれんをくぐったら、驚いた顔で「今朝からお前の事を考えていた!」と。私が東京で社会人を始めた時も、彼もちょうど新宿で修行をしていたし、私のスペイン修行中も、わざわざ遊びに来てくれたな。(そう言えば、魚板前のくせに、スペインで魚の骨を喉につまらせて、病院行ったっけね。で、治療中なのに、若い看護婦さん達のナンパの通訳をやらさせられたっけ。後にも先にも、スペイン人をナンパしようとしたのは、あの時だけよ・・・。)

 ホント、なんだかんだと縁が切れない関係なのだ。

 修行から数えて20年。立派な板前・店主・親方だ。商売も大成功。苦労も多いだろうが、旨いという事でずいぶん流行っている。幼馴染の作った物を食うなんて、ちょっとくすぐったいような気もするんだけど、やっぱり立派だね。美味いよ。まぁ、初めて食った訳ではないけど・・・。

  「ふぐ」や「伊勢海老」、「はも」、「会席」などの料理店だが、ご自慢の一品がある。【海鮮石焼ビビンパ】だ。どうしても食えという。言われなくても、それが食いたい!

091109003_2091109004_2 何種類の魚貝が入っているのかわからないが、山のような魚貝類とごはん、たまごをジュージューいう石鍋に押し付けてババッと食う!熱い!食う!熱い!!!

 火を通し過ぎたくない具は、早めに食う!タレとたまごが混ざり合ったご飯をジュッと焦がす。で、食う!まっ、うまくないハズがないわな。

091109005 あまり自分の写真は出したくありませんが、せっかく彼が撮ってくれたので、チラっと・・・。おでこが広くなった・・・。

 娘も大満足。回らないスシを食ったのは、もしかして初めてか?並にぎりだけど・・・。

 昼の仕込みやら段取りやらで忙しい時間だったため、あまりゆっくり話は出来なかったが、久しぶりにいい時間をもてました。

091109007  お会いできなかったけど、お父さんとお母さんもお元気の様子で何よりです。考えて見ると、幼いころ、こちらのお寿司をホントいつもタラフク食べさせてもらいました。タダで・・・。お店の2階で、毎日遊んでたからね。でも、その節はたくさんご迷惑をおかけしました。

 娘が美味かった美味かったというので、今度は家族全員で伺います。

 あー、美味かった。海鮮石焼ビビンパは最高!

倭庵 黒石; http://kuroisi.com/

|

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »