ニューヨークへ
ホテルの部屋から寝起きに見る摩天楼の景色は、晴れ渡る青空のためか、大自然に心を洗われるような感覚があった。3月頭のニューヨークの空気はまだ冷たい。ハドソンリバーには、朝早くからせっせと働く小船達が見えた。
・・・・・この景色見れば、わかる人はわかるか・・・。ニューヨークじゃなかった。お台場でした。仕事兼遊びで大好きな東京へまたやってきた。
夫婦である人達に会いたかったもんだから、ついでに子供達も引き連れて出張することにした。まっ、遊びだわなぁ。
我が家では、タマに東京に遊びに来る。旅行会社のホテル激安チケットを使って。タマの旅行だから、ちょっと良いホテルに泊まる。・・・だから、もちろん激安で。で、マイルを貯めて得たクーポン券で、普段では入れないレストランでご馳走を食べる。子供達は東京旅行が大好き。もちろん、我々夫婦も大好き。楽しい思い出ばかりだから。
特に東京のホテルが大好きである。なんかリッチな気分が、小さな子供達にも十分にわかるんだろうなぁ。
小学生にもなると、一人でベットを占領して寝たがる。最近は、何故かスポンサーであるはずの俺が、ソファーベットで寝ることになっている。
冷蔵庫には、飲み物がいっぱい!その上には、いろいろなお酒のミニボトル。美味そうなつまみ。・・・しかしこれらはもちろん、さわらない。さわった事がない。缶ジュース1本が420円だと。だから、見るだけ。コンビニでお茶とジュースを買ってくる。でも、おしゃれなアメニティは、いただきます。オノボリさんなんで・・・。
子供のころ、父はとても仕事の忙しい人だったが、年に一度だけ、こんな感じでホテルに連れて行ってくれた。あれって、家族も自分も楽しめる思い出作り旅行だったんだな。父も頑張っていたんだ。大人になると、いろんな事がわかる。
翌日、ロボット兵を見た。赤のジャケットのルパン三世の最終回「さらば愛しきルパンよ」に出てくる、ロボット兵ラムダではない・・・。小山田マキもここにはいない。ラピュタに出てくるロボット兵だ。
そうここは【三鷹の森 ジブリ美術館】。朝から快晴の井の頭公園。その一角にある、子供達の夢の美術館だ。
平日だからそんなに人がいないだろうなんて思ったのは田舎者の証拠。学校サボってやってくる奴らなんて、全国規模で考えたら山ほどいるんだ。(ちょっと罪悪感は消えたけど・・・。)
凝ってたよ。建築的に。難しい事はしていないかもしれませんが、こうやって、一ヶ所一ヶ所、作り手が楽しみながら作れるってのは、いいよなぁ。いろんな部分がよかった。全部は紹介出来ないけど。手洗い場ひとつとっても、派手さはないけど、これ、いつまで見ててもなんだか楽しい気分にでいれそう。
人が多いといっても平日だからそれなりの落ち着いた感じだったのかな。スタッフの接客もすごく親切丁寧で、すごい好印象だった。最近、めずらしく非常に異常に忙しかったので、なんか心が休まったように思う。
実は、上の息子が旅行中に高い熱を出したので、なんとここではずっと車イスを貸してもらっての行動だったけど、それでも全く不快なく、良い一日でした。
また来たいなって思った。いや、そんな風に思われる建物作りたいなって思った。
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