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2009年3月の4件の記事

リビングは1階か2階か?

090330001_2 今日はまたいい天気だ!青空が澄んでいて色が良い!

 この時期からGWくらいまでの空気の色は最高にすばらしい。大好きだ!

 気分もいいので、朝から仕事サボって、昨日買ってきた ミモザ と ゆずの木 を庭に植えた。我が家の【あまり肩に力の入っていない庭】だけど、この時期いろんな花が咲きだし、緑も鮮やかで、ホントに更に気分が良くなった。いい朝だ!(ゆずの木の写真が葉っぱが下を向いているのは、まだ植えたばかりだから。)

090330002 さて、最近私はよくリビングを2階に提案する。最近の流行りだからではなく、一つ一つ条件の違う建物の日当たりや防犯性を考えると、どうしても2階の方がお客様のニーズに合ってくる事が多いのだ。

 一日中大開口窓を開け放してくつろぎたい、隣家や道路からの視線を気にすることなく生活したい。そう思うお客様が多く、またそういう言葉自体が、雑誌その他からの情報としてお客様に届き浸透していると思う。

 我が家もそうだ。北側斜面で三角形の狭い土地をとても安く購入した。そこで広くて明るいリビングを実現させるため、2階にリビングをとり、広いウッドデッキバルコニーを2階レベルに置いた。

090330003 でもこうすると、せっかく庭に植えた植物たちが、なかなか見えない。朝から手足を汚して植えた緑や花を、お茶の時間にゆっくり眺めようと思っても出来ない。せっかく植えた花々は、毎日何度も眺めたいよね。

 もちろんそれは設計段階からわかっていた。ウチの場合は、1階の多くの部分をお店&事務所スペースとするから、お店に来てくれる人への目で見る贈り物としての価値と、作業で疲れた時の憩いの場として、庭の花木達は役立ってもらっている。

 土地が狭い場合、特に都心等で隣家の壁がすれすれな土地の場合は、リビングを2階以上に設置する方法は素晴らしいと思うが、田舎で土地に少しでも余裕があれば、やはりリビングスペースは1階がいいかも。

 家という建物は【外】との繋がりが大事。【外】とは庭であり、その土地を取り巻く周りの環境であり、それは人との繋がりでもある。近隣からの視線を気にしたくないが、タマに近所の人々と目を合わせたり、家の前を行きかう人々と、我が家の庭の空間を共有したりするのも素晴らしい事ではないだろうか(もちろん視覚的に)。

 2階のリビングの方が、肩の力が抜けていいというもの事実だが、やはり1階のリビングの方が、断然【外】との繋がりが持ちやすい。また【外】との繋がりが容易ということは、同じ広さでも1階の方がグッと広く感じるということは、なんとなくわかるだろう。

 マンションじゃなく一戸建ての家を選んだんだから、外との関係をシャットアウトしたり、自分のウチの庭にも洗濯物の出し入れ以外では出ないような家はダメだと思う。でも実は、そんな家が町にはとっても多い。ウチの隣保でも・・・。

090330005_2090330004_2 話が変わって、高速料金が安くなった。うれしいね、やっぱし。

 自営業者としては、普段から一円でも節約したいと悩んでいるわけで、仕事で遠出するときにも、【行きは高速・帰りは下道】というのが普通。家族旅行では、特にそうだ。

 でも、今までが高過ぎだよな。外国で生活した経験があると、この高価な高速道路は何のために存在しているのだろう・・・と考えることがよくある。

090330006090330007 高速料金が安くなったからという訳ではないが、家族で小旅行へ。行先は実家と伊勢神宮。正月に妻が風邪をこじらし、恒例の伊勢神宮への初詣が出来なかったから、今回がちょっと遅い初詣だ!古札を返し、新しい天照大神のお札と子供達のお守りを買った。

090330008

 高速道路のおかげなのか、赤福が帰ってきたからなのか、伊勢神宮は中も外も大繁盛だった。

 遷宮のために宇治橋は解体していた。宇治橋はどっかの建設会社が請け負って解体・新築する。でも神宮正宮は、神宮そのものに努めている宮大工が建て直す。これマメ知識・・・。

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速報!!仕事にならん!!

090324すごいわ!

イチロー、感動した!

韓国、最高のライバルだわ!!

もう今日は飲もう!!!

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春は忙しいねぇ、・・・ブツブツ・・・っと!

 やっぱり年度末だね。我が家も家族みんなで非常に忙しい。

 昨日はナント、妻のお店に、CTY(ケーブルTV)の取材が入った。彼女の地道な営業活動が、どんどん実を結んでいく。4月の一ヶ月間、【子育て応援団】という番組で、毎日放映されるらしい。6分間くらいのコーナーで、一日4回もあるんだって。どうか皆さん、一目でも見てください。

090318003 長男は、日曜にサッカーの本年度最終戦があった。息子のサッカーチームの主催戦だったので、保護者としても裏方で忙しい一日だった。

 息子はまだ特にうまくはないのだが、最終試合の攻略検討を任された。う~ん、初めてみるようなマジメな顔。がんばれよ!

 娘の新体操の発表会も日曜に行われた。私は息子のサッカーのために見に行けなかったが、初めての大舞台(?)で、彼女もとても頑張ったらしい!

 下の息子も、春になって、毎日のお遊びがまたどんどん楽しくなり、毎日ぜんぜんお家に帰ってこない。

 そして私。先日、ある工務店のグループで構成された会社に建築家登録した事で、パンフレットやホームページ、新聞折り込み広告などに使うための【写真撮影】なるものに行ってきた。

090318001 名古屋市西区にある、渋~いスタジオ【Blue Studio】。浅野さんという、これも渋~いカメラマン。

 スタジオに呼び出されて撮影なんて、むろん初めての経験。どんな服装にしたらいいのか、髪型は?顔つきは?なんて、一応いろいろ悩みながら、結局普段着そのままでスタジオに行ってしまったが、さすがはプロのカメラマン。とてもリラックスした雰囲気の中で100カット位撮ったのか、でも10分ほどで撮影は終わってしまった。

 まっ、逆にいえばそんなもんだったのかな!オッサンのピンナップ写真なんて、そんなに工夫してもねぇ・・・!。

 果たしてどんな写真が公開されるのか・・・。お楽しみである・・・!

 さて、そんなおり、最近ヒザの調子を悪くしてしまった。特に原因になる運動をした覚えもない。というより、逆に運動不足が原因かな。(体重は増えてないですよ!)

090318002 少し足を引きずるまでになってしまって、そんな足で撮影に名古屋に行ったのだが、日本の公共建築もハンディキャップにやさしくないね、って改めて感じた。都会の複雑に交差した地下鉄の駅は階段がとても多い。エスカレータはあっても、半分以上は上り専用だったり・・・。上り専用って事は、実は健常者対象ってことじゃないか!って初めて気がついた。下りが痛いんだつーの!

 でもこれ、建築家としては耳の痛いところ。すべての建築物をすべての人のために作るのは難しい。バリアフリーの範囲の線引きは、どこを基準にしたらいいのか・・・。

 さぁ、春になって、これからはサッカー協会や自治会の総会などが目白押し。仕事もいっぱい詰まっている。足のリハビリにも行かなきゃいかん。ガンバロっと!

 

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ニューヨークへ

090309001 ホテルの部屋から寝起きに見る摩天楼の景色は、晴れ渡る青空のためか、大自然に心を洗われるような感覚があった。3月頭のニューヨークの空気はまだ冷たい。ハドソンリバーには、朝早くからせっせと働く小船達が見えた。

 ・・・・・この景色見れば、わかる人はわかるか・・・。ニューヨークじゃなかった。お台場でした。仕事兼遊びで大好きな東京へまたやってきた。

090309002_2 夫婦である人達に会いたかったもんだから、ついでに子供達も引き連れて出張することにした。まっ、遊びだわなぁ。

 我が家では、タマに東京に遊びに来る。旅行会社のホテル激安チケットを使って。タマの旅行だから、ちょっと良いホテルに泊まる。・・・だから、もちろん激安で。で、マイルを貯めて得たクーポン券で、普段では入れないレストランでご馳走を食べる。子供達は東京旅行が大好き。もちろん、我々夫婦も大好き。楽しい思い出ばかりだから。

090309003_2 特に東京のホテルが大好きである。なんかリッチな気分が、小さな子供達にも十分にわかるんだろうなぁ。

 小学生にもなると、一人でベットを占領して寝たがる。最近は、何故かスポンサーであるはずの俺が、ソファーベットで寝ることになっている。

090309006_4090309005_2 冷蔵庫には、飲み物がいっぱい!その上には、いろいろなお酒のミニボトル。美味そうなつまみ。・・・しかしこれらはもちろん、さわらない。さわった事がない。缶ジュース1本が420円だと。だから、見るだけ。コンビニでお茶とジュースを買ってくる。でも、おしゃれなアメニティは、いただきます。オノボリさんなんで・・・。

 子供のころ、父はとても仕事の忙しい人だったが、年に一度だけ、こんな感じでホテルに連れて行ってくれた。あれって、家族も自分も楽しめる思い出作り旅行だったんだな。父も頑張っていたんだ。大人になると、いろんな事がわかる。

090309007 翌日、ロボット兵を見た。赤のジャケットのルパン三世の最終回「さらば愛しきルパンよ」に出てくる、ロボット兵ラムダではない・・・。小山田マキもここにはいない。ラピュタに出てくるロボット兵だ。

 そうここは【三鷹の森 ジブリ美術館】。朝から快晴の井の頭公園。その一角にある、子供達の夢の美術館だ。

 平日だからそんなに人がいないだろうなんて思ったのは田舎者の証拠。学校サボってやってくる奴らなんて、全国規模で考えたら山ほどいるんだ。(ちょっと罪悪感は消えたけど・・・。)

090309009090309008  凝ってたよ。建築的に。難しい事はしていないかもしれませんが、こうやって、一ヶ所一ヶ所、作り手が楽しみながら作れるってのは、いいよなぁ。いろんな部分がよかった。全部は紹介出来ないけど。手洗い場ひとつとっても、派手さはないけど、これ、いつまで見ててもなんだか楽しい気分にでいれそう。

 人が多いといっても平日だからそれなりの落ち着いた感じだったのかな。スタッフの接客もすごく親切丁寧で、すごい好印象だった。最近、めずらしく非常に異常に忙しかったので、なんか心が休まったように思う。

 実は、上の息子が旅行中に高い熱を出したので、なんとここではずっと車イスを貸してもらっての行動だったけど、それでも全く不快なく、良い一日でした。

 また来たいなって思った。いや、そんな風に思われる建物作りたいなって思った。

 

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