今日は雨、でも春が来る。
2月は、我が子達の誕生日ラッシュ。3人とも2月の後半に、2年ごとに生まれた。
まだ幼い事を理由に、あんまりプレゼントなどはしない!・・・といっても、年末にサンタさんがドッとプレゼントを持ってきたから、なんとなくそれでいいだろう!って、親としては思っているが・・・。
しかし、やはり子供達としては特別な月なので、土曜日に小さな誕生日会を行った。Atelier Orangeで高級な(!)ケーキを買って、お母さんが、手製のアメリカンドックを作って、それなりに皆楽しんでくれた。
なぜか毎年2月は忙しく、今年もしばらくちゃんと休んでいない。暇な月もあるのにねぇ。家で仕事をしているので、家族との会話は十分出来るんだけれども、この週末も仕事仕事で、サッカーも見に行ってやれなかったね。ごめんなさい。
子供のころ、もちろん誕生日は特別な日で、でも当然親父は夜遅くまで帰ってこないし、おふくろも買い物に行ったきりなかなか帰ってこなくて(そう感じただけだけれど)、何となく一人で居間の端っこで「さみしいなぁ・・・!」って丸くなっていたのを覚えている。
まぁでも、親は決して子供の誕生日は忘れていないわな。今は、それがわかる。
今、息子が、【つくし】を持ってきた。「学校の帰り道の、坂の小道の脇に15本くらいあった!」と言っていた。そういう季節なんだ。最近雨の日が多い。季節の変わり目なんだ。もう春なんだ。
窓から緑や空が見えると、四季がわかる。鳥の声でも、四季を感じる。部屋に入る太陽の角度でも・・・。【四季を感じる家】が、本当に皆にとっていいのかどうかわからないが、季節の変化でふと我に帰るって瞬間はいいものだな。
薪を使う量でも、季節の変化を感じる。もうこの間から、度々来年の薪の切り出しに行っているが、GWくらいまでに木の伐採を行う。これは春の仕事。春から夏の仕事は、薪割りだ。秋は煙突掃除と窯のメンテナンス。冬の仕事はなにかと言えば、ストーブを焚くのももちろんだけど、灰掻きをしたり、その灰を庭に撒いたり。
【四季を感じる】ってことは、その季節の仕事をすることで感じるんではないだろうか。春につくしを採ったり、秋に栗を拾ったり。冬におせち料理作ったり、そうそう彼岸に団子作ったりするのも季節の仕事か。
マンション生活でエアコン。温度の変化は感じても、四季の仕事の変化を感じない生活かも。
一戸建てでも同じか。最近では、雨が降れば勝手にキレイになっていく外壁材とか、手入れをしなくてもいい床材とか、いろいろ楽なものが出ている。気密・断熱性能が抜群だから、一年中快適でしょ!って宣伝もある。・・・なんか、なんとなく疑問だ・・・。
誕生日にも、プレゼントの一つも出来ない親父のために、春のつくしを拾ってくれた息子に感謝。うれしい気持ちになりました。
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