ハードロックオヤジ
どんくさそーなオッサンが、いきなりディープパープルだもん。ガツン!!と、きたわ!
昨日今日と、東京出張。仕事だから、いろいろな建物や内装を見せてもらった。勉強になるというか、やはり都会には無数のチャンスとアイディアと新しさがあふれている。たまに行くからそう思うのか、とにかく刺激的だった。
赤坂ではローストビーフの店【ロウリーズ】。味も美味しかったけど、店中がいろんなテクニックでムードを盛り上げていく、その姿勢に感動。流行る店は、店員がホント イキイキしている。そういう教育が行き届いている。 日常と違う世界をつくってくれている。ハードもソフトも。お店自体もカッコよくて、よく考えられていて、素晴らしい内装だったけど、目を近づけてよく見ると、そんなにいい材料を使っているわけでもない。設計の技術的なテクニックと、そこに働く人々の心のテクニックで、最高の店をつくっているのを感じた。
しかし、また感じたね。大事なのはハードじゃないんだ。ソフトなのだ。建築家がマスターベーションでカッコが良いだけの建物を作ってはいかん。その建物によって、そこに居る人々のモチベーションが上がる。幸せになる。それこそが大事だね。
その後、接待で、六本木の小さな小さなハードロックライブのバーへ。正直、はじめは小さな小汚いスナックかなと思ったら、すごいものが始まった。何がすごいって、このオッサンがすごい!(たぶん店のオーナー)人の良さそうで、少し「どんくさそーな」ただのオッサンなのに、リクエストのハードロックを、ダーン!と歌いこなすんだもんね。もう、店中のサラリーマンのオッサン達が、ノリノリであった。みんなニコニコ笑っていた。
これも、ソフトだね。ハードはどうでもよかったんだ(ハードロックだけどねぇ)。店員の心が幸せを作るんだ。
東京のサラリーマンは、こんな息抜きを楽しんでいるのかと思うと、少しうらやましかったなっと・・・・・。
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