小学生サッカー新人大会
この時期は全く忙しい。仕事はヒマなに、毎週末のイベントが忙しくって仕方がないから、まったく困ったもんだ。
息子がサッカーをしている。地区の小学校のサッカー少年団なるところに属して週数回の練習に参加しているが、彼自身は大変そうではない。とても楽しそうである。大変なのは親である。すべての親ではない。一部の親である。
元来運動大好きなのに、この歳になると、なかなかスポーツに参加する機会がない。せっかく息子がサッカーをやり始めんたんだ。なんか一緒にやりたいじゃない! 親がサッカー経験者だとコーチなどで少年団に協力し参加できるが、私はサッカーなんて体育の授業以外で経験がない。だからとてもサッカーなんておしえられない。でもなんかで参加したい・・・。
で、何故か、市のサッカー協会4種(小学生)の理事をすることになった。と言っても、委員会で大人が大勢集まってサッカーをするわけではない。小学生サッカーの公式戦の運営や、行政やスポンサー団体との連絡・調整、諸問題の解決等がお仕事である。私は競技運営部というところに配属されており、この週末に「担当大会の仕切り」という大変なものがあった。
5年生以下の小学生による【新人大会】が、私の担当。11月頭の大会ではあるが、7月から作業は始まった。大会要項や抽選会・説明会の事項書の作成、参加団を募集、抽選会を仕切り、予算を管理、試合会場の手配、トロフィーや優勝旗・賞状の用意、寄付いただくメダルために走り回り、選手紹介の新聞掲載の準備・段取りをし、予選・本戦の準備・運営、収支の計算・報告書作成など、なんだこりゃという程の仕事がある。小さな小学生の大会といっても馬鹿にならない。
偉そうな事を言ったが、委員会の先輩方にホントにたくさんお世話になり、何とか無事終了した。みなさんありがとうございました。子供の事とはいえ、子供のみならず親も指導者も真剣である。タマに聞こえる行き過ぎたヤジを聞くと、「おいおい、そこまで言うか?」と思えるが、いざ自分の子供の試合を見ていると、大声が出ている自分がいる。いい加減な仕事は出来ないのである。
委員会には、いろんな方がいる。プロにはなれなかったが子供達の指導をしたいというくらいの若者から、長~く子供達のために働いてくれている「オジイサン!」もいる。しかし、みんな心底サッカー好きだ。試合中も普段も、ずーっとサッカーの話に明け暮れている。週末を毎週つぶして喜んでいる。ボランティアです、すべて。こんな人たちが舞台の裏側にいるから、社会は成り立っているんだなぁ、と痛感!
そんでもって、反省会ということで、我々オジサンは子供達を置いて、飲み屋へ向かう。なんかちょっと後ろめたいが・・・。しかし、そこでもすばらしい熱い情熱をもった指導者の方に出会った。随分先輩でしたが、ご自身は子供がいないという事なのに、真剣で芯のある話をたくさん聞くことができた。小学生とはいえ上下のある世界で、地域という環境の中でスポーツを習うとはどういうことか。また、たくさん考えさせられた。
残念ながら、我が息子の少年団は予選落ちしており、本戦は知らない子供達の試合を見るばかりであったけど、価値ある週末だったなぁ。来年は予選に勝ち残ってもらわねば・・・。優勝祝いの酒が飲みたい・・・!
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