のーまん ろっくうぇる
友人のブログにモネさんの【睡蓮】の絵の事が書いてあったと思ったら、昨日届いた愛読誌【住む。】のあるページにも【睡蓮】の事が書かれていた。なんか今、流行っているんだろうか・・・。
そんなに絵には詳しくないが、でも小さな頃から自分は絵がうまいんじゃないだろうかと思いこんで生きてきて、そしたらタマッタマ偶然、誕生日がピカソさんと同じだったもんだから、きっと才能にあふれているに違いないとまたまた思いこんでスペインまで行ってしまい、そんでもって、ピカソさんの生家の横にある【Picasso】という語学学校に入って、すっかり芸術家になってしまった私である。もちろん気分だけの話で、そんな才能は・・・ない・・・。
【睡蓮】は素晴らしい。モネさんはあの絵の中で、睡蓮そのものと、睡蓮と自分の間に存在する空気を描いているんだそうだ。光を描き、実際には見えない静寂な空気と時間を描く。そういう心になったモネさんの人生がすばらしいよね。絵以外のところでは、どんな人生だったのかは知りませんが・・・。
ピカソさんは、なんか親近感があり大好き。しかし、ノーマン・ロックウェルさんの絵も好きだ。全く対照的な画家。ピカソさんもデッサン力がすごい人で、その上でいろいろな時代を経て、少し独特な絵を描くようになったが、ロックウェルという人も、デッサン力のその次のステージを独特な世界に進んだ。その絵を見るだけで、我々をニコっと笑わせたり、なんか懐かしい世界に連れて行ってくれたり、ほのぼのさせてくれたりする。もっとも、戦争や差別に対する厳しい意見を表現している作品もある。
一瞬、写真じゃないか?と思って、よく見たら確かに絵で、デッサンがとてもていねいで、でもなんかとても温かさを感じるところが好きだ。自分も下手なりにも絵を描くので、彼がその絵を描いている時間を、なんか勝手に自分と重ね合わせてしまったりして、描いている時の彼に感情移入してしまう。
モネさんじゃないけど、絵は、やっぱりそこにある空気とか時間とかを描けると、面白いんだよね。そう思います。まぁ、それは、図面だって同じだと思う。住む人の事とその生活の様子を、じっくり想像して線を引く。それが楽しい。その空気が描けたなら、同じ一本の線でも、全く違って見える。
| 固定リンク
「14.いろんなブツブツ」カテゴリの記事
- 1/3ルール(2016.10.01)
- アトリエのパンフレット製作(2016.09.28)
- さようなら、RADIO-i(2010.10.01)
- ハゲすぎ(2010.03.12)
- ゴリラの鼻くそ!(2009.10.16)